今回はラーメンのご紹介です!
おそらくシンガポール在住の日本人の方なら誰でも知っているであろう、「ラーメンKEISUKE」。
シンガポールの現地の人にも大人気のお店で連日、大勢のお客さんで賑わっている大繁盛店です。わたしも大好きで、週に2回はKEISUKEさんのラーメンを味わっています。
お店の名前の通り、「タケダケイスケ」さんが立ち上げたラーメン屋さんで、何度も失敗を繰り返して、現在はシンガポールで大成功しています。
シンガポール島内に13店舗ものお店を構え、ラーメン以外にも、餃子、お蕎麦、オムライス、すき焼き、天丼、など様々なジャンルのお店を経営されています。
そんな多くの店舗の中から今回オススメしたいのが、
「ロブスターキング」と「カニキング」の2店舗!
お店の名前だけ見ると海鮮料理かよ!と思うかもしれませんが、がっつりラーメン屋さんです。ラーメンのスープが「海老ベース」か「蟹ベース」かの違いです。
他にも他店舗には豚骨や鶏ガラベースのラーメン屋さんがあるのですが、わたしがハマったのはこの2つの一見特殊なラーメンでした。
ぜひチェックしてみてください!
LOBSTER KING店
概要
住所:Clarke Quay – 3C River Valley Road #01-07 The Cannery, Singapore 179022
営業時間:18:00PM ~ 5:00AM
電話番号:65-6255-2928

営業時間を見て察しの良い方は既に気付かれたと思いますが、このラーメン屋(店舗)は夜の6時から、朝方5時まで営業してるがっつり夜型店舗なのです。
なのでランチタイムに食べようと思っても営業してないわけです!ロブスターキングのラーメンを食べたいなら腹空かして夜ご飯用にとっておくしかないわけです。
なぜ夜しかやってないの?スタッフ不足なの?と思うかもしれませんが、違います。
このお店の立地上、夜営業する方が遥かに儲かるからです。
このエリアは「クラーク・キー」というバーやクラブ街となっており、日が暮れると若者や外国人旅行者で溢れるシンガポールの観光名所となっています。
なので、この店舗の外ではクラブミュージックが鳴り響き、金曜の夜ともなると陽気な若者でごった返します。
ラーメンの選び方

日本語でも書かれているので安心です。注文したいところにチェックを入れるだけなので簡単ですね。
メニューも基本の4種類のみでどれも海老ベーススープのラーメンとなっています。それに半熟卵付け、全部のせ、を選択できるようになっています。
あとは自分好みにカスタマイズ。味濃いめ、油多め、麺堅めなどご自由に。
ラーメンの味

これがLOBSTER KINGのRICH SOUP(濃いめ系)のさらにわたしは味濃いめ&油普通&麺堅めで注文!
ちなみに、テーブルに置いてある、ピリ辛もやしとゆで卵は食べ放題です。
ラーメンには肉厚のチャーシュー2枚とモチモチのワンタン、さらに半熟卵まで乗っています。
これがめちゃくちゃ上手い。。
味濃いめで注文してるので、がっつりとパンチの効く濃厚海老スープが美味しすぎて麺を食べるのを忘れてしまうほど。確かに味は相当濃いので、少し水を挟みながら食べるとめちゃくちゃ美味しいです。
海老スープと聞くとどこか海鮮のあっさり系をイメージすると思いますが、ここは完全真逆。海老のエキスを最大に味わえる濃厚なスープで麺もオリジナルの少し風味がついた麺で、スープとの相性が抜群です。
これは、現地のシンガポールでも流行る訳だ。夜の11時くらいに行っても10分くらい並び、お店の中に入ると多くの女性客の姿が。
これほど日本のラーメン文化がシンガポールで浸透していると思うとやはり日本人としては嬉しいですね。
ラーメンの値段
わたしがいつも注文するのが、濃いめ系の半熟卵付きで16.90ドルです。
これに税金+サービス税が加算されるので、合計約20ドルくらいです。日本円に換算すると約1,600円くらい。
正直、日本のラーメンと比べると高いです。日本だったらラーメン2杯食べられる値段だと思います。
ただ、シンガポールという国で、さらにクラークキーという場所で、日本人が経営するお店で、濃厚な海老スープのラーメンが食べられるとなると安い値段だと思います。
この店舗は日本でも近日公開されるシンガポールと日本を舞台とした斎藤工主演の映画「家族のレシピ」の撮影場所でもあります。映画内には「ケイスケ」さんもちらっと出演しています。
わたしも映画を観ましたが、毎回この店舗を訪れるたびに映画のことを思い出します。
KANI KING店
概要
住所:8 Grange Road, #01-03 Cathay Cineleisure, Orchard Singapore 239695
営業時間:月から木: 12:00~15:00 / 17:00~22:00
金 、祝日前日: 12:00~15:00 / 17:00~02:00
土曜日: 12:00~02:00
日、祝日: 12:00~22:00
電話番号:65-6262-6968

なぜかウルトラマンのキャラがたくさん店内に飾られているこの店舗。サマセット駅から徒歩5分くらいの場所にあります。しっかりとランチタイム営業しています。
こちらのモールは”CINELEISURE”と言い、チャーリブラウンカフェ、カラオケのまねきねこ、モスバーガー、映画館、などが入っています。目の前の屋外にはスタバもあります。そんなモールの1階にお店があります。
店内に入ると、もの凄くレトロな昭和な雰囲気に包まれます。


「あ、この感じ落ち着く」と思いながらも隣の学生らの会話に聞き耳を立てていました。
欧米系学生「このゆで卵食べ放題なの?てか、何で茶色と白色の2種類あるの?誰か知らない?」
アジア系学生「卵を産んだ時期によって色が変わるんだよ!」
欧米系学生「まじかよ!スゲーな。だから茶色の方が美味しいのか!」
と色々とツッコみたくなる会話でしたが、十分ラーメン到着までの時間つぶしになったのでそれはそれで良かったです。単に鶏の種類が違うから色が違うようです。
ラーメンの選び方

Make Your Own RAMEN! と書かれたこの紙に記入して注文します。とは言っても蟹ベーススープのラーメンしかありません。
濃いめ系、あっさり系、辛い系、つけ麺、カニ玉、の5つからラーメンを選択します。
その後、追加でトッピングが欲しければ記入します。
あとは好みで、味を濃いめにしたり、油を多めにしたり、麺を堅めにしたりと、カスタマイズできます。ケイスケさんならでは。
この店舗では餃子もあります!
ラーメンの味

このラーメンはロブスターキングと違ってワンタンの代わりに白髪ねぎ、さらに太麺となっています。
またも濃いめでオーダーしたので、スープが贅沢蟹スープで絶品!
スープとライスでも十分なくらいしっかりと味が強いので太麺でも蟹スープの味がしっかりと染み付いています。
こちらの店舗では、ゆで卵ともやしの他に、キャベツの漬物も食べ放題です。これ最高じゃないですか。

さらに、すり胡麻も出されるので少し食べた後にラーメンの上に振り掛けるとまたさらに違った味を楽しむことができます。
ロブスターキングとはまた一風違った味ですが、こちらの店舗も現地の人から人気で大勢のお客さんに受け入れられているようです。
ラーメンの値段
わたしがいつも注文するのが、またまた濃いめ系の半熟卵付きで15.90ドルです。
これに税金+サービス税が加算されるので、合計約19ドルくらいです。日本円に換算すると約1,500円くらい。
ロブスターキングも同様ですが、このくらいの値段がシンガポールの日系ラーメンの相場です。 むしろ他店の方が少し高かった印象があります。
わたしは駐在員のような高給取りではないので、個人的にはたまに無性にラーメンを食べたくなったときに、ご褒美として払える感じです。
まとめ
じゃあ結局どっちの方がオススメなのか!というわけですが。
個人的にオススメしたいのが、「ロブスターキング」です。
ロブスターキングの方がスープにパンチが効いていて、スープそのものでもひとつの商品になるのではないかというくらい旨味が凝縮されているスープになっています。
麺も自分好みの麺で、具沢山の点にも惚れ惚れします。
夜しか営業していませんが、日本人御用達の日系スーパー明治屋のすぐ近くなので、リャンコートに車を停めて、買い物ついでに夜ご飯を食べに行ってもいいかもしれません。
KEISUKE RAMENはご紹介した店舗以外にもたくさんの店舗があります。
もし魚介系スープが苦手の方には「豚骨王」というKEISUKE RAMENを代表する店舗もありますのでぜひ食べに行ってみてください。