20代のシンガポール暮らし

一生日本に戻りたくない日本人がシンガポールで「自由」に暮らしているブログ

シンガポールの駐在員日本人社会の息苦しさ

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シンガポール日本人社会の規模

シンガポールの日本人社会は非常に大きい。

 

調べたところ、どうやらその規模では

  1. ロサンゼルス
  2. 上海
  3. ニューヨーク
  4. バンコク
  5. シドニー or シンガポール

という風に現在5位の座を争っている。

 

上記の都市ランクが大企業の駐在員の数ランクといっても過言ではない。

 

ただ、この大きな日本人村の全員が全員仲良しかと言ったらそうでもないだろう。

 

日本人村には私のような現採社員を含め、留学生、起業家、移住者、駐在妻、駐在員、現地校学生と多くのカテゴリーに分かれている。それぞれが毎日シンガポールの地で日本人として暮らしている。

 

もちろん日本人村なんて面倒くさいから、日本人と関わることを避けているカテゴリーもいる。

 

 

カテゴリー別の距離感

私は駐在員の方々と交流する機会が多い方だと思う。食事(盛り上げ役)に呼んで頂いたり、BBQ(焼き係)したり、サッカー(若者に走らせる)したり、おそらく相互にニーズがマッチしている。と勝手に思っている。こちらとしては社会人として為になる話や情報を入手できるのでありがたい。個人的には距離感は非常に近い。

 

それぞれのカテゴリー内で日常を済ませ、他のカテゴリーの人間とは距離を置く。実際、現地採用の身としてたまに駐在員の方から距離を置かれる。とくに気にはしていないが、同じシンガポールにいるのに「もったいない」と少し後味が悪い。

 

留学生との距離感も遠い。もちろん交流する機会そのものが少ないという理由が大きいとは思うが、交流を促す役目の「日本人会」が日本人留学生相手に優しくない。というよりも目もくれていない。どちらかというと個人的に「駐在員の会」と同義だと思っていて、カテゴリー間で行き来することができるリーダー的日本人がシンガポールに少ない。そのような企画やアイデアを持つ人も3年程度で帰国となる。

 

ただ、在留邦人社会には特有の息苦しさがあると思っている。

 

 

駐在員ヒエラルキー

駐在員の社会は側から見ていて非常におもしろい。

 

日本人大使を頂点にしてその次に外交官。さらに、政府関係者を頂点にしてその次に銀行、商社、メーカーといったまさに「日本」っぽい奇妙なヒエラルキーが存在しているからだ。日本よりシンガポールの方がその特色がより濃いってところが本当に不思議で、まさに息苦しさの元凶となっている。

 

名刺交換や自己紹介のときの「(会社名)の○○と申します」をしたあとに態度を変える人がとくに駐在員に多すぎる!

 

もちろん肩書きなどを気にしない方々もいるが、せっかく同じシンガポールという国にいるのにカテゴリーが違うだけで、お互い食わず嫌いで交流しないのは、双方にとってもったいない。

 

銀行の方だと特に息苦しいというのをとある駐在妻さんから聞いたことがある。銀行という職業柄、非常に多くの日本人の方々とやり取りがあり、シンガポールの狭い日本人社会だと人間関係にとても敏感になる。なので、旦那さんが銀行勤めだとは本帰国が決まるまで周りの日本人に教えなかったそうだ。

 

私は現地採用の身で、日本に戻るつもりもないため、特に駐在員の方の会社名や出自は気にならない。あの人は不動産分野に詳しいんだなーくらい。毎回頂く名刺のやり場を悩む。とりあえずオフィスのデスクの引き出しに入れるが、おそらく名刺なんてそんなもん。そうだ、名刺いらない。たまにスイス人会やカナダ人会に行くことがあるが、ビール片手にワイワイ仲良く話すおっちゃんたちも名刺なんて誰ももってない。おれはこういう人間だ。と笑える雑談のなかで表現して終わり。そっちの方がオフィスのデスクに戻った時に鮮明に覚えている。

 

まとめ

日本人村ヒエラルキーは確かに存在する。就職人気ランキングなのか大学ランキングなのかは分からないが、マウンティングしたがる大人はすぐ分かる。自分の方が「上だ」と腹落ちしたあの安堵の瞬間に態度を変える人間は多い。

 

私より駐在員の方々の方がリアルにその息苦しさを感じていることだろう。そのため、おそらく気の合う無意識に判断した、丁度良い感じのレベル同士のコミュニティーでシンガポール生活をおくっている。結果的に他のカテゴリーに見向きもせず、それがまた距離を置く感覚を生む。

 

日本人はチームワークがあるとか言うが、それは限られたコミュニティーの内で発揮するものであり、マクロで見れば全員人見知りの臆病なジャパニーズ。ソースより醤油が好きで、チーズより味噌が好きな、そんな同じジャパニーズ同士もう少し自分のコミュニティー外の日本人にも優しくなれないものだろうか。

 

日本国外に出ると、より「にっぽんじん」ぽくなる日本人駐在員。毎回日本人村ヒエラルキーに強制加入される息苦しさ。シンガポールもありふれたそんなものの宝庫です。

 

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www.rubysan.asia

 

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